夏帯『扇にテッセン』

銀箔を用いた本真綿によるもみ箔加工で表現されたテッセンが描かれた扇柄の夏帯。テッセンや紐の先には金銭描きによる加工が施されている。商品が夏帯のため線の色は銀によって描かれている。

本真綿を用いるもみ箔加工は、箔の性質が非常に大きく影響を与える。箔が柔らかければ柔らかいほど、真綿の細かな線が美しく浮かび上がる。本金箔、プラチナ箔、銀箔などを用いた加工は特に美しく仕上がる。

使用技法

・もみ箔
・金線描き

使用素材

・銀粉
・銀箔

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