雪華紋
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日頃のお仕事の一つ、雪華紋柄による金彩加工を施した帯
![](/u7E6HWKP/wp-content/uploads/2022/10/IMG_3597.jpeg)
黒地に金彩や銀彩は非常に映えることもあり美しく見えます。最初に銀加工、その後に金加工を施して完成のこの作品
こちらの加工も大枠で言えば摺箔技法になります。しかし、摺箔も単純に箔を貼って終わりという加工だけではありません。
![](/u7E6HWKP/wp-content/uploads/2022/08/293775873_116188694480914_417766325304090818_n.jpg)
以前に更新したこちらの団扇も摺箔技法によって加工を施されていますが、型を用いて柄を転写した後に箔を貼る方法は多種多様。細かい砂子によるぼかし表現を入れたり、最初に荒い箔を振り落としてから同色の細かい砂子を振りかけることで単色の中に深みを演出することもあります
摺箔(すりはく)
同じ技法の中にも金を施す方法一つで大きく印象を変えることができるのが金彩工芸の面白いところでもあります。