『金彩杜若図』
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黒染めされた正絹生地に金彩加工されたパネルアート作品。
平面素材である金箔を糊の厚みによって光沢に差をつけてぼかし表現をする「箔暈し」の技法を用いて杜若の花の立体感を表現し写実的に加工している。立体感を表現するために花弁部分の箔は3枚重ねられており、1枚1枚丁寧に加工をされている。
花や葉の輪郭、葉脈には「金線描き」の技術の一つ盛金括りが施されており、それぞれの線は太さ糊の高さに違いを出し奥行きを出しており、刺繍のような立体感のある線は花をさらに力強い印象を与える。
葉は全体を統一して「振金」加工を施しており、あえてシルエットのような印象を持たせている。
箔の中でも最も高価な本金一合箔とプラチナ箔の2種も用いており、上品な光沢で高級感のあるシックな雰囲気に仕上がっております
作品サイズ
M10(333×530)
価格
100,000円